合法と適法の違い・意味

合法と適法の違いとは

合法と適法の違い

- 概要 -

合法および適法とは、どちらも、法規や法律にかなっていることという意味であり、ほぼ同じ意味で使用される。しかしながら、適法とは法規・法律に合っているか否かを述べるだけであり、合法とは、さらに悪いかどうかという判断が加わったものであるといえる。

- 詳しい解説 -

「合法」とは、法規にかなっていることという意味で、反対語は違法である。「適法」とは、法規にかなっていることという意味で、反対語は不適法である。

つまり、どちらも「法規や法律に照らし合わせて問題がない」という意味である点は同じであり、実際に、ほぼ同じ意味の同義語として用いられることが多い。しかしながら、「適法」は適うかどうかの判断までであるのに対し、「合法」は、対象となる行為などを法規・法律で判断した後、善悪についても加味されることが多く、適合性が一層強く判断される場合を指している。