株と国債の違い・意味

株と国債の違いとは

株と国債の違い

- 概要 -

株とは、企業が資金調達のために発行する権利等のことである。株主総会での議決権や利益の還元、優待、第三者への権利の転売をすることができるが、元本保証がない。

国債とは国家が発行する債券のことである。債券は、借金の申し出を承諾してお金を貸した際の権利を証券化したもので、国債の購入者はその期間中利息を得て、設定された満期時には元本が返還される保証がある。

- 詳しい解説 -

「株」とは、企業が事業を広げるために必要な資金を、調達するために発行する権利等のことである。購入者は保有数に応じて株主総会での議決権を有し、企業が得た利益の還元(配当金)や特典などの優待を受けることができる。また、第三者への転売が可能であるが、当初に支払った元本の保証がないというリスクがある。

「国債」とは国家が発行する債券のことである。債券は、借金の申し出に対する権利を証券化したもののことで、国債の場合、国が借金を申し出て、購入者はそれを承諾してお金を貸し出すということである。国債購入者にはその国債商品に応じた利益と、満期時に、元本の返還を受け取る保証がある。満期には一年未満の短期、2年から4年の中期、5年から10年の長期、10年より長い超長期とに分けられる。