納豆とひきわり納豆の違い・意味

納豆とひきわり納豆の違いとは

納豆とひきわり納豆の違い

- 概要 -

古くから発酵させて作る健康食品のひとつとして親しまれている納豆。ひきわり納豆は、通常の丸大豆一粒そのままを使った納豆に対し、乾燥させた大豆を臼のような機械で挽割ったものを使用して作る。両者の栄養価に大きな差異はないが、ひきわり納豆は割った時点で皮を取り除くので、食物繊維が少なくなるが、消化が良くなるため幼児の離乳食や高齢者でも摂取しやすくなっている。

- 詳しい解説 -

納豆もひきわり納豆も、大豆を納豆菌によって発酵させて作る独特なにおいをもった食品である。その違いは、材料の段階で、大豆を一粒をそのまま使用するか、乾燥させた大豆を臼のような機械で挽き割ったものを使用するかである。各材料となった後は、きれいに洗い水で2倍から2.5倍までふやかし、蒸し上げ、納豆菌の吹き付け、各容器での発酵の工程を経て、最後に冷蔵で熟成させて完成となる。

血行を良くし血栓予防に、含まれるカルシウムで骨粗しょう症の予防、ビタミン類の補給、整腸作用など、良質なたんぱく質だけでなく、優れた健康食品として古くから親しまれてきた。納豆もひきわり納豆も栄養価に大きな差異はないが、ひきわり納豆は、挽き割った段階で皮を取り除くので、皮の分の食物繊維が少なくなるが、消化が良くなるため幼児でも高齢者でも摂取しやすくなっている。