ストームとハリケーンの違い・意味

ストームとハリケーンの違いとは

ストームとハリケーンの違い

- 概要 -

ストームは、雷や激しい風を伴う暴風や嵐などの天候のことを指す。一方、ハリケーンは、アメリカ合衆国が監視を担当する大西洋北部・大西洋南部・太平洋北東部・太平洋北中部で発生した、最大風速64ノット/時(119km)以上の熱帯低気圧のことを指す。

- 詳しい解説 -

ストームとは英語で「Storm」と書き、雷や激しい風を伴った雨(暴風雨)や嵐といった低気圧によって起こる天候のことを意味する。

一方、ハリケーンとは、英語で「Hurricane」と書き、日本では一般的に台風と呼ばれる。厳密には、アメリカ合衆国が監視を担当している地域(大西洋北部、大西洋南部、太平洋北東部、太平洋北中部)で発生した最大風速が64ノット/時(119km)以上の熱帯低気圧のことを指しており、その強さによって5段階までに分かれている。そのうち、最大風速が34ノット/時(65km)以上、64ノット/時未満のものはトロピカル・サイクロンと呼ばれる。