アーカイブとジャーナルの違い・意味

アーカイブとジャーナルの違いとは

アーカイブとジャーナルの違い

- 概要 -

「アーカイブ」も「ジャーナル」も情報技術(IT)用語である。一般的に、長期で保管したい複数の関連したデータを、圧縮などの処理を施して外部の記録媒体に移動させることを「アーカイブ」と呼び、そのような手順をとって保管されたデータや、移動先の保存領域なども同じように呼ばれることもある。一方、「ジャーナル」は、コンピュータなどの機器上で半自動的に記録されている履歴情報のことで、不具合の際には、その前後のデータを使って復旧が可能である。

- 詳しい解説 -

「アーカイブ」も「ジャーナル」も一般的に情報技術(IT)における用語のひとつである。

「アーカイブ」は、英語で記録保管所や公文書という意味の「Archive」に由来する言葉で、複数のファイルをまとめて保管しておくことである。一般的には長期的にデータを保存する際に、関連する複数のファイルを圧縮等をしてひとつにまとめ、外部の記憶媒体(CD-ROMやUSBなど)に移動させることを指し、そのような手順をとって保管されたデータ、移動先の保存領域などもアーカイブと呼ばれることもある。このデータは名称や容量、作成日などの情報から簡単に一覧にしたり、欲しいファイルを探し出すことができるのが特徴である。

「ジャーナル」は「ジャーナル・ファイル」と呼ばれることもあり、コンピュータなどの機器が動いている間に半自動的に記録している履歴情報のことで、ソフトやシステムが起動中に不具合を起こしたときには、この更新前後のデータベースを利用することで、データの復旧が可能となる。