デイサービスと訪問介護の違い・意味

デイサービスと訪問介護の違いとは

デイサービスと訪問介護の違い

- 概要 -

デイサービスも訪問介護も、日本の介護保険制度で高齢者が介護が必要になった場合に、条件により受けられる食事や入浴などといった日常生活上の介護サービスのことである。なお、デイサービスは日中の一定時間、外部の専門施設で受けられるサービスであり、訪問介護はホームヘルパーによる利用者の自宅で受けられるサービスである。

- 詳しい解説 -

日本の介護保険制度では、高齢者が寝たきりや痴呆などで常に助けを必要とする要介護状態になった場合と、家事や身支度などの日常生活に手助けを必要とする要支援状態になった場合に介護サービスを受けられ、市町村においてその重度により段階が判定される。要介護状態は5段階に分類され、デイサービスも訪問介護も受けられる対象は現在、要支援1もしくは要介護1以上となっている(2015年9月時点)。

デイサービスとは通所介護と同じサービスを指しており、利用者は、食事や入浴、レクリエーションなど日常生活において孤立しないように、また機能回復のための訓練などを兼ねて日中の一定時間受けることが出来るサービスである。往復の送迎も含まれる。

訪問介護とは、利用者の自宅で可能な限り自立した日常生活を送れるように、ホームヘルパーと呼ばれる介護員が手助けしてくれるサービスである。一般的な生活範囲(食事や調理、入浴、掃除や洗濯など)が対象である。

つまり、デイサービスは外部施設でのサービスであり、訪問介護は自宅でのサービスとなる。