観音様と仏様の違い・意味

観音様と仏様の違いとは

観音様と仏様の違い

- 概要 -

仏様は仏教において悟りを開いて人々を救済するひとを指し、最高の境地に至って最高位である存在が「如来」と呼ばれ、悟りを求める者が「菩薩」である。観音様は正式には、観音菩薩であり、仏様のひとりである。また、観音様は念じ唱えることで悩みや苦しみを取り除いてくださり、あらゆる願いを叶えて救ってくださるとされる、古くより日本各地で親しまれている仏様である。

- 詳しい解説 -

観音様とは仏様のうちのひとりである。仏様とは仏教において悟りを開いて人々を救済する人を指し、最高の境地に至り最高位である存在が如来であり、悟りを求める者が菩薩と呼ばれる。仏様には釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、薬師如来や弥勒菩薩、普賢菩薩などまだまだ多数いらっしゃり、わたしたちが生きていく上でどのようにしたら幸せになれるかなどを説いた教えの中に、それぞれの象徴として登場する。

観音様は正式には観音菩薩のことであり、法華経二十八品の中で第二十五番目に書かれているお経である。ひとつに念じ唱えることで悩みや苦しみを取り除いてくださり、様々な願いを叶えて救ってくださると誓いを立てられた、日本では古く各地で親しまれている仏様である。すべては強制的なものではなく、慈悲による救いである。