ドキュメントとドキュメンタリーの違い・意味

ドキュメントとドキュメンタリーの違いとは

ドキュメントとドキュメンタリーの違い

- 概要 -

ドキュメントとは情報を文字に書き起こした、いわゆる文書のことを指す。また、ドキュメンタリーとは記録映像のことであるが、事実を忠実に伝えながらも、その奥にある真実の顔を描き出す映像のことを指す。

- 詳しい解説 -

ドキュメント(document)とは、情報という意味の英語で、一般的に資料的な要素をもつ文書のことである。ドキュメンタリー(documentary)とは、情報の映像という意味の英語で、一般的に事実をありのまま撮影した記録的な要素をもつ映像のことである。真実を忠実に伝えることを目的としているため、脚本はなく、ディレクターなどの第三者の意図も入り込んではならない。ただし、単なる記録映像というジャンルではなく、その記録の向こう側にある事実を映し出すことが重要となる。

つまり、ドキュメントは事実を文書化したものであり、ドキュメンタリーは真実を奥深く追求することで真実の顔を映像化したものである。