クリームソーダとメロンソーダの違い・意味

クリームソーダとメロンソーダの違いとは

クリームソーダとメロンソーダの違い

- 概要 -

日本において「クリームソーダ」とは「メロンソーダ」の上にアイスクリームをトッピングしたものが一般的であるが、沖縄やアメリカ、諸外国ではバニラで香りづけしたコーラやルートビアなどのことを指す。クリームソーダのベースとなる炭酸飲料はメロンソーダでなくても良く、レモンやコーラなどでも構わない。なお、メロンソーダは、一般的に食用色素やメロン風の酸味などを加えたもので、本来のメロンを使用するものはほとんどない。

- 詳しい解説 -

「クリームソーダ」とは日本では一般的に、透明なグラスに注いだ「メロンソーダ」の上にアイスクリームがトッピングされたものを指す。しかし、これはイコールではなく、アイスクリームをトッピングした最初の飲み物が、爽やかな緑色のメロンソーダだったことから、そのイメージが定着しているものと思われ、レモンソーダなどの炭酸飲料であれば同じ呼び方である。

発祥は、東京都銀座にある資生堂パーラーのソーダファウンテンで、現在ではレストランや喫茶店などで気軽に楽しめる炭酸飲料となった。メロンソーダは、本物のメロンを使用しているわけではなく、専ら、炭酸水に食用色素や甘味料、メロン風の酸味を加えたものである。

なお、沖縄やアメリカ、諸外国の「クリームソーダ」とは、バニラの香りが付けられた、コーラまたは、桜などの樹皮、リコリスの根、サルサバリラの根、ナツメグ、アニス、糖蜜などを加えて作るノンアルコールのルートビア(直訳:根のビール)といった炭酸飲料のことを指す。