紅茶ラテとミルクティーの違い・意味

紅茶ラテとミルクティーの違いとは

紅茶ラテとミルクティーの違い

- 概要 -

「紅茶ラテ」と「ミルクティー」はどちらも紅茶の葉と牛乳から作られる飲料である。紅茶ラテは日本語とイタリア語の合成語で、ミルクティーは和製英語であり、専ら、日本では、「紅茶ラテ」は濃い紅茶に泡立てたミルクを注いで作り、「ミルクティー」は紅茶に泡立てていない牛乳を注いで作られるが、明確に定義付けされているわけではない。

- 詳しい解説 -

「紅茶ラテ」も「ミルクティー」も材料は同じで、紅茶の茶葉と牛乳である。「ミルクティー」は和製英語であり、本来は「tea with milk」、「紅茶ラテ」のラテとは、牛乳という意味のイタリア語で正しくはラッテと発音される日本語との合成語である。

この2つには明確な定義はないが、日本において、「紅茶ラテ」はエスプレッソと泡立てたミルク(スチームミルク)から作られる「カフェ・ラッテ」をイメージし、濃い紅茶に泡立てたミルクを注いで作られることが多く、「ミルクティー」は紅茶に泡立てていないミルクを注いで作られることが多い。なお、本来のミルクティーとは牛乳で紅茶を煮出して作るもののことを指し、イギリスがインドから紅茶葉を取り入れた際に、ミルクで紅茶を煮出す飲料「チャイ」を参考にしたとされる。