パウンドケーキとブレッドの違い・意味

パウンドケーキとブレッドの違いとは

パウンドケーキとブレッドの違い

- 概要 -

イギリス発祥の「パウンドケーキ」は、小麦粉、バター、砂糖、卵をきっちりと1ポンドずつ使用して作ることから名付けられたケーキである。一方、パンのことを指して、基本材料はパウンドケーキと同じだが、適量をイーストで発酵させてふっくら膨らませて焼くのが「ブレッド」である。

- 詳しい解説 -

洋菓子には欠かせない「パウンドケーキ」は、英語で「Pound Cake」と書き、基本材料の小麦粉、バター、砂糖、卵を1ポンド(454グラム)ずつ使って作ることに由来して名付けられた、イギリス発祥のケーキである。ちなみに、バターケーキ発祥の地とされるフランスでは4分の4を表すカトル・カールと呼ばれ、4種類の材料が1:1:1:1で入っているという意味である。材料も量も、作り方も材料を順にひとつのボウルに入れて混ぜていくだけのシンプルで家庭的なケーキである。

「ブレッド」とは英語で「Bread」、一般的にパンのことを指す。なお、日本でも広く親しまれているパンという呼び方は、ポルトガル語やスペイン語に由来するものと考えられる。軽い食感であり、バターや小麦粉、砂糖などを好みの量に加え、イーストによってふっくらと膨らませながらきつね色にしっかりと焼く。