ダンスとバレエの違い・意味

ダンスとバレエの違いとは

ダンスとバレエの違い

- 概要 -

日本舞踊や阿波踊り、海外ではフラメンコやタップダンス、ソシアル・ダンスなど世界各地で宗教の儀式や祭事、コミュニケーション手段などとして様々な発展を遂げてきたダンス。演奏に合わせて体を動かす一連の流れのことを指し、バレエもまたダンスの種類のひとつである。バレエはイタリアが起源であり、厳格に決められた動きやポーズ(ロマンティック・バレエ、クラシック・バレエ)もしくは自由で個性的な踊り(モダン・バレエ)があり、専ら、劇場で踊ることを目的としたダンスのことである。

- 詳しい解説 -

バレエもまたダンスの種類のひとつである。ダンスの起源は古く、宗教の儀式や祭事に、コミュニケーションのひとつとしてなど様々な目的で踊られており、今日においては世界中のあらゆるところで多種多様なダンスが存在している。ダンスとは演奏に合わせて体を動かす一連の流れのことを指し、一般的には舞踊という意味で、日本舞踊や400年の歴史を誇る阿波踊りなども含まれる。各国ではソシアル・ダンスやフラメンコ、タップダンス、バレエなども有名である。

バレエはルネサンス期のイタリアで生まれ、決められた動きやポーズで構成された劇場で披露するのを目的としたダンスである。バレエと一口に言っても大きく「ロマンティック・バレエ」や「クラシック・バレエ」、「モダン・バレエ」の3つに分けられる。

1830年代から1850年代の頃が起源の「ロマンティック・バレエ」は、妖精や悪魔が登場する幻想的な内容のものが多く、ジゼルやラ・シルフィードが挙げられる。厳格な伝統の技法と振付で踊られるのが「クラシック・バレエ」で、白鳥の湖やくるみ割り人形などが挙げられる。20世紀初頭ロシアで生まれた自由で個性的な踊りが「モダン・バレエ」で、春の祭典や牧神の午後などが挙げられる。