ベイリーフとローリエの違い・意味

ベイリーフとローリエの違いとは

ベイリーフとローリエの違い

- 概要 -

「ベイリーフ」も「ローリエ」も日本語で月桂樹のことで、乾燥させた葉をトマト料理やポトフ、ミートソースなどの肉料理や煮込み料理に使用し、清涼感ある芳香で臭みとりや香りづけなどを行う。また、古代ローマのオリンピックではこの葉を冠状にし、勝者の頭上に載せていた。

- 詳しい解説 -

「ベイリーフ」も「ローリエ」も日本語で月桂樹の葉のことを指し、同じものである。日本ではいくつかの名前で呼ばれており、「ベイリーフ」は英語の「Bay Leaf」、「ローリエ」はフランス語の「Laurier」、ほかに英語またはスペイン語の「ローレル(Laurel)」の3つが多い。専ら乾燥した葉を、ミートソースやトマト料理、ポトフなどの煮込み料理の香りづけや臭みとりなどに用い、清涼感ある芳香が特徴である。

原産地はアジア西部もしくは東部地中海とされるクスノキ科の常緑高木で、ギリシア神話においては、美しい妖精ダフネの化身であるとともに太陽神アポロンの王冠になっていることから、古くより栄光と英知の象徴とされ、古代ローマで開催されたオリンピックでは、勝者の頭上にこの葉で作った冠を載せていた。