- 概要 -
ネズミはネズミ目、ハリネズミはモグラと同じ仲間でハリネズミ目である。一般的にどちらも夜行性で、様々な種類が環境に適応した進化を遂げて、特にネズミは世界中に存在する。ハリネズミの特徴はなんといっても針のような体毛で、1体に6,000から7,000本が生えており、外敵から身を守るために硬くなっている。最近ではペットとしても飼われるようになってきた小動物のひとつで、寿命は」5年から10年とされる。
- 詳しい解説 -
ネズミもハリネズミも哺乳類であるが、ネズミはネズミ目なのに対し、ハリネズミはハリネズミ目でモグラの仲間、見た目は似ていても全く違う動物である。
一般的に夜行性のネズミだが、様々な種類が世界中に生息しており、その土地の環境に適した進化を遂げた。砂漠のスナネズミ、川のカワネズミ、ハツカネズミ、日本では駆除の対象になるドブネズミなど1,000種以上にもなるという。一度に6匹から8匹と多産で、わずか1か月程度で成熟して次の子どもを産める体になるため子宝を司る使いとして信仰している地域もある。
ハリネズミは、その仲間がヨーロッパ、アフリカ、中近東や東アジア、ロシア、インドなどに生息している。特徴的なのは、体毛の一本一本が硬く針のようになっていることで、外敵から身を守ることができ、1匹に6,000から7,000本ある。寿命は5年から10年で、モグラと同じ仲間であることもあり、明るいところは苦手で夜行性である。