ターミナルとロータリーの違い・意味

ターミナルとロータリーの違いとは

ターミナルとロータリーの違い

- 概要 -

「ターミナル」とは鉄道やバス、運搬車などの発着の起点や大型の乗り換え地を指す。バスターミナルや空港ターミナルなどと呼ばれる。一方、「ロータリー」とは、大通りなどの交差点において円滑に車を走らせるために作られた円形の空間を指す。これにより交通渋滞の緩和などを行う。駅前のロータリーや、ロータリー交差点などと呼ばれる。

- 詳しい解説 -

「ターミナル」は鉄道やバスといった交通機関、もしくは輸送の終着駅という意味で、英語で「Terminal」と書く。それが転じて、日本では一般的に、交通路線が集中して旅客が乗り換えや乗り降り、輸送の積み下ろしや積み替えを行う施設や場所を指す。バスターミナル、貨物ターミナル、空港ターミナルなどというように使用される。

「ロータリー」は英語で「Rotary」と書いて、回転するという意味である。それを転じて、大通りなどの交差点の中心に設けられた円形の空間を指す。これがあることにより、車は円に沿って動くことでスムーズに方向を変えることが可能になり、交通渋滞の緩和などに役立つ。ロータリー交差点とも呼ばれる。

つまり、「ターミナル」は交通機関や輸送の発着の起点の場所を指し、「ロータリー」は大通りなどの交差点で円滑な車移動を行わせるために中央に設置された円形の空間のことをいう。