ポロシャツとラガーシャツの違い・意味

ポロシャツとラガーシャツの違いとは

ポロシャツとラガーシャツの違い

- 概要 -

「ポロシャツ」は、馬上の競技「ポロ」のユニフォームが由来となり、テニスプレーヤーがテニス用に襟を付けて現在の原型を考案したとされる。「ラガーシャツ」は、ラグビー選手のユニフォームが原型であり、どちらも専ら、襟とボタンが付いたコットン素材のシャツである点は同じだが、「ラガーシャツ」は厚手の生地である点とボタンがゴムなどの柔らかいものである点、丸首である点、ストライプ柄が特徴とされる。しかしながら、どちらにも明確な定義があるわけではない。

- 詳しい解説 -

「ポロシャツ」と「ラガーシャツ」は、それぞれスポーツのユニフォームとして考え出され、現在ではファッションのひとつとして広く知られているが、明確に定義されているわけではない。一般的には、「ポロシャツ」は、襟付きで生地はジャージー素材、ボタンが2個もしくは3個ある半袖のシャツを指し、「ラガーシャツ」は、襟は白色で、生地は丈夫な厚手のもの、ボタンはゴム製など柔らかい素材で、首周りが輪になっている、主にストライプ柄のものを指す。

「ポロシャツ」は、乗馬しながらホッケーをプレーするような4人の競技「ポロ」をする選手が着用したところから名付けられたというのが有名であるが、実際には当時は襟がなく、今のようなポロシャツの原型を作ったのは、テニスプレーヤーで後にファッション業界の有名メーカー「ラコステ」の創業者となる、ルネ・ラコステとされる。

「ラガーシャツ」は、ラグビージャージとも呼ばれ、ラグビー選手のユニフォームが起源である。白い襟に、丈夫なコットンジャージー素材、激しいプレーにもケガしないように、ボタンはゴム製となっている。ケガをしないように、激しいプレーにも耐えられるようにというのが目的である。