違法と不当の違い・意味

違法と不当の違いとは

違法と不当の違い

- 概要 -

「違法」とは、ある物事が法律に違反しているときに使用する語であり、「不当」とはその物事が妥当性を欠いていて正しくないときに使用される語である。前者は、違法駐車や違法営業といったように使用し、後者は不当解雇や不当表示などのように使用する。なお、「不当」に当たるものが必ずしも「違法」というわけではなく、つまり「不当」なものが「違法」であることもある、ということである。

- 詳しい解説 -

「違法」とは、字のごとく、法律に違反していることをいう。違法駐車や違法営業などというように使用される。「不当」とは、正しくないこと、妥当性を欠いていることをいう。不当解雇、不当表示などというように使用される。つまり「不当」なものが、必ずしも「違法」というわけではないし、「不当」なものが「違法」であることもある。

「違法」の対義語は合法や適法であり、不法はほぼ同じ意味であるが反社会的な行為のニュアンスが含まれる。また、「不当」の対義語は順当や正当である。