オフコンとパソコンの違い・意味

オフコンとパソコンの違いとは

オフコンとパソコンの違い

- 概要 -

「オフコン(Office Computer)」も「パソコン(Personal Computer)」もコンピュータのことを指すが、「オフコン」は専ら中小企業における専門的な事務処理を行うのに特化したコンピュータのことで、「パソコン」は、個人使用を目的として作られたものである。汎用のパッケージソフトが多種作られ、また安価で手に入れやすくなったことや、ハードウェア価格が安い為コンピュータ自体も「オフコン」より安価になる「パソコン」に移行しつつあり、現在では「オフコン」の利用は減少傾向にある。

- 詳しい解説 -

「オフコン」とは、正式には「Office Computer(オフィスコンピュータ)」と呼ばれる和製英語で、専ら、中小企業における伝票処理や財務・会計管理、販売管理など、企業ごとの業務内容に沿った事務処理に特化したコンピュータのことをいう。この際には、企業の業務内容に沿ったアプリケーションを業者が開発し、ハードウェアと一式で納品から運用、管理まで行うのが一般的だが、下記で説明する「パソコン」で利用できる、近年、汎用のパッケージソフトが秀逸になり、さらに安価で手軽に求められるようになったことから、年々、「オフコン」の利用は減少傾向にある。

「パソコン」とは、「Personal Computer」の略語で、主に個人で使用するために作られたものである。「オフコン」よりハードウェア価格が安くなるので手に入れやすく、特に画像処理やインターネットが利用でき、容量を大きくすることで処理のスピードアップを図れる点が利点である。

ただし、「パソコン」においても、技術が次々に新しくなるため機械が短期間で古いバージョンになってしまったり、機械の作りに耐久性がないなど弱点はある。