ダイニングバーとバーの違い・意味

ダイニングバーとバーの違いとは

ダイニングバーとバーの違い

- 概要 -

「ダイニングバー」とは、英語で食事という意味のダイニングがついた「バー」のことで、お酒以外にも食事のメニューが充実しているのが特徴である。「バー」とは、数十から数百種類とあるお酒の知識や、会話術、接客などフロア全体に行き届いた管理を行えるバーテンダーが常駐している、主にお酒を楽しむための酒場のことを指す。純粋な「バー」であると、専らカウンター式であり、大きい声を出さなくても会話ができる数人、もしくはひとりで日常と離れてお酒を楽しむための空間である。

- 詳しい解説 -

「ダイニングバー」も「バー」も、数十、数百種類のお酒を作る豊富な知識と、心地よい接客・店内の隅々まで耳を傾けサービスを行うなど、あらゆることに秀でた、そのバーの全てを任されているようなバーテンダーがいる、お酒をいただくのがメインであるお店のことである。その違いは、「ダイニングバー」には、食事という意味の英語で「Dining(ダイニング)」という語がついているように、おつまみだけではなく、厨房があり、食事も充実しているバーのことをいう。

「バー」とは、英語で「Bar」と書き、酒場を意味する。その発祥にはいくつか説があるが、およそ150年前のアメリカで樽の中の酒を客に勝手に飲まれないように一本の横木(Bar)を置いたのがはじまりとされ、それが横板になり、いつしかカウンターになったとされる。現在でもカウンター式が一般的である。2人から3人程度の少人数で、もしくはひとりで、客にとっては日常から離れ、思い思いの時間をお酒とともに過ごす、くつろぎや癒しの空間である。一方、「ダイニングバー」は純粋な「バー」よりもカジュアルな雰囲気で、はじめてでも入店しやすく、食事も楽しめるのが特徴である。