ケーキとブレッドの違い・意味

ケーキとブレッドの違いとは

ケーキとブレッドの違い

- 概要 -

「ケーキ」とは、専ら西洋風の生菓子や洋菓子のことを指し、小麦粉や砂糖、卵、バター、牛乳などを混ぜてふわりとしたスポンジの台に、クリームを塗ったり果実を加えて彩りよくしたもののことである。一方、「ブレッド」は一般的にパンのことである。「ケーキ」より甘味を抑えた分量に、天然酵母やイーストを加えて生地を発酵させ、ふっくら膨らませて焼くのが特徴である。

- 詳しい解説 -

「ケーキ」とは英語「cake」の外来語で、元は、幼児語の小さく丸いお菓子という意味のスカンディナヴィア語「kaka」である。それより古く、13世紀頃には、お菓子に関係なく固めたものを指していたとされる。現在では、専ら西洋風の生菓子もしくは洋菓子のことを指し、小麦粉や砂糖、卵、バター、牛乳などを混ぜて焼いた、ふわりとした食感のスポンジを台として、生クリームやチョコレートクリームなどのクリームを塗ったり、果実などの彩りを加えた生菓子のことをいう。

一方、「ブレッド」もまた英語「bread」の外来語で、日本では一般的にポルトガル語やスペイン語に由来するパンのことを指す。「ケーキ」と同じように小麦粉やバター、砂糖などを加えるが、さらに天然由来の天然酵母やパンに適した微生物を工業的に培養したイーストを加えることで生地を発酵させ、ふっくら膨らませて焼くのが特徴である。

つまり、「ケーキ」は日持ちしない生菓子や洋菓子のことであり、「ブレッド」は、ケーキより甘味を抑え、天然酵母やイーストで生地を発酵させて作る一般的にパンのことを指す。