評論家と批評家の違い・意味

評論家と批評家の違いとは

評論家と批評家の違い

- 概要 -

「評論家」と「批評家」はどちらも特別な資格や経歴などが必要なわけではなく、自称または他称で名乗れる。各々の得意分野について、価値や善悪などを考察して自身の考えを含めて論じることを生業としている者たちのことであるが、「批評家」の方が、善悪をはっきりとさせる目的で発言することが多い者のことを指している。

- 詳しい解説 -

「評論家」とは、各々の特定の物ごとや分野について、価値や善悪、優劣などを考察して論じることを生業としている者のことである。「批評家」とは、各々の特定の物ごとや分野について、専ら善悪や是非を指摘して、自身の評価を述べることを生業としている者のことである。

どちらも特別な資格や経歴などが必要なわけではなく、自称もしくは他称である。一定の知識を持ち、教授や所長、編集局長など役職を有し、各々の得意分野に対して分析や解析を自らの意見を含めて解説する役割を担う。一般的に、「批評家」の方が、物ごとの善悪をはっきりさせる目的が強い発言者である。