替えると換えるの違い・意味

替えると換えるの違いとは

替えると換えるの違い

- 概要 -

どちらも「かえる」と読む同訓異字である。

「替える」は、何かをやめた後に、その何かと同じ種類や同じ地位の別の物(者)に新しくする際に用い、メンバーを替えるや、枕カバーを替える、花瓶の水を替えるなどのように使用する。一方、「換える」は、他の物(者)と取りかえる際に用い、貴金属をお金に換えるや、電車に乗り換える、データを置き換えるというように使用する。

- 詳しい解説 -

「替える」と「換える」は、どちらも「かえる」と読み、それまであった物や者をどかせて別の物もしくは者をその位置、地位、場所に置くことを言う同訓異字である。

「替える」は、同じ種類、同じ地位の別の物もしくは者と入れかえる際に用いる語である。何かをやめて、同じ種類の何かに新しくするということであり、例えば、お茶を替える、メンバーを替える、枕カバーを替える、お風呂の水を替えるなどというように使用する。「換える」は、他の物もしくは者ととりかえる際に用いる語である。交換するという意味であり、例えば、貴金属をお金に換える、電車に乗り換える、データを置き換えるなどというように使用する。

ほかにも、代用するという意味の「代える」や、状態を変化させるという意味の「変える」がある。