アンクレットとブレスレットの違い・意味

アンクレットとブレスレットの違いとは

アンクレットとブレスレットの違い

- 概要 -

「アンクレット」と「ブレスレット」の起源は魔除けで、身に纏ったものの開口部に付けて悪いものが体に入るのを防ぐ目的であった。「アンクレット」は足首という意味の「アンクル」が語源で足首に着用する装飾品のこと、「ブレスレット」は腕という意味の古いフランス語「ブラ」が語源で、手首や腕に着用する装飾品のことをいう。どちらも装飾的な帯状または鎖状、輪っか状で、「アンクレット」の方が長くなっているのが特徴であるが、長めのブレスレットをアンクレットとして用いても良く、明確な定義はない。

- 詳しい解説 -

「アンクレット」も「ブレスレット」も元々は、洋服の開口している部分外側に着用することで悪いものが体に入るのを防ぐ(魔除け)目的であった。

「アンクレット」とは、足首という意味の英語で「アンクル(Ankle)」が語源で、足首付近に用いる装飾的な帯状または鎖状、輪っか状の装飾品のことをいう。左足に用いると護符や安心から「恋人や夫がいます」という意味で、右足に用いると既婚者では、浮気相手募集中という意味をもつとされるので注意も必要である。

一方、「ブレスレット(Bracelet)」とは、古くフランス語で腕のことを「Bras(ブラ)」と呼んでいたのが語源で、英語で、手首や腕に付ける装飾的な帯状または鎖状、輪っか状の装飾品を指す。

手首か、足首に着用するかの違いで明確に定義されているわけではなく、「アンクレット」の方が足首周りに装着することから少し長めに作られていることが多い。一般的に、「ブレスレット」は16cmから18cm程度、19cm以上が「アンクレット」の長さとされる。