お歳暮とお中元の違い・意味

お歳暮とお中元の違いとは

お歳暮とお中元の違い

- 概要 -

「お歳暮」は12月中旬頃から下旬に、「お中元」は7月初旬から中旬頃(地域により8月初旬頃までなどあり)に、日ごろお世話になっている親せきや親、上司、取引先、お稽古ごとの先生などに、感謝や健康を願う気持ちをこめて品物にかえて贈ることである。時期の他には、一年の締めくくりとして「お歳暮」の金額を高めにしたり、「お中元」は贈らず「お歳暮」だけなど差はあるものの、意味合いに違いはない。

- 詳しい解説 -

「お歳暮」も「お中元」も日本に古くからある風習で、日ごろ、お世話になっている親せきや親、上司、取引先やお稽古ごとの先生などに、感謝や相手の健康を願う気持ちをこめて品物にかえて贈ることである。「お歳暮」は12月中旬から下旬に、「お中元」は7月初旬から中旬の間(地域により8月初旬頃まで等あり)に贈ることで、違いはその時期だけである。また、決まり事ではないが、「お歳暮」は一年の締めくくりとして値段を高めに設定し、「お中元」より、多くの方に贈る人が多いとされる。

贈り物には、包装と、赤と金色の蝶結びの水引と熨斗紙を付け、「お中元」や「お歳暮」と書くのが一般的である。相手や贈る側、どちらが喪中であっても渡すことに問題はないが、時期を遅らせて「暑中見舞い」や「寒中見舞い」にかえて贈り、またそのように受け取った場合はお礼状だけでも良いとされる。

つまり、「お中元」も「お歳暮」も相手に対する心遣いがあってこそである。