擬音語と擬声語の違い・意味

擬音語と擬声語の違いとは

擬音語と擬声語の違い

- 概要 -

「擬音語」は、物が発する音を文字もしくは口頭で表現したものであり、「擬声語」は人間や動物、鳥などの生き物が発した声を文字もしくは口頭で表現したものである。「擬音語」にはバタン、ドンドン、ザーザー、ガチャン、コンコンなどがあり、「擬声語」にはワンワン、ニャアニャア、コケコッコー、ヒヒーン、キャー、ワハハ、エーン、オギャアオギャアなどがある。

- 詳しい解説 -

「擬音語」とは、物が発する音を文字もしくは口頭で表現したもののことをいう。「擬声語」とは、人間または動物、鳥など生き物が発した声を、文字もしくは口頭で表現したもののことをいう。

「擬音語」の例としては、バタン、ドンドン、コンコン、ザーザー(雨)、ブンブン(振り回す音)、ガチャンなどがある。「擬声語」の例としては、ワンワン(犬の鳴き声)、ニャアニャア(猫の鳴き声)、コケコッコー、キャーキャー、ワハハ、エーンエーン、オギャアオギャアなどがある。

また、他に、生き物ではない物の状態を表す「擬態語」と呼ばれる語があり、例えばキラキラ(星が輝く)、ふわふわ、ベトッ、どんよりなどがあるが、ポタポタやザクザクなど「擬音語」と重複するものが多くあるのは日本語の特徴である。