出身地と出生地の違い・意味

出身地と出生地の違いとは

出身地と出生地の違い

- 概要 -

「出身地」の定義は法律により定められているわけではなく、明確ではない。一般通念上は3つの解釈で用いられ、生まれた場所と育った場所が同じ地域であれば、生まれた土地もしくは、生まれ育った土地を出身地と掲げることが多い。しかし、転勤等により育った土地が複数ある場合は、一番長く住んだ場所や、個人の人格形成にその土地の風土が影響を与え、思い入れのある場所などを指す場合が多い。一方、「出生地」は生まれた場所のことで、産院などの病院や自宅の住所となる。戸籍謄本に記載されるため法律的にも認められる。

- 詳しい解説 -

「出身地」とは、法律により詳細が定められているわけではなく、また、明確に定義されていないため、一般的には3つの解釈でそれぞれ使用されている。

ひとつめは‘生まれた土地’とすること。これは下記に述べる「出生地」と同じ場所のことである。

二つ目は‘生まれ育った土地’とすること。生まれた場所と同じ地区内で成長してきた場合のことである。

三つ目は‘育った土地’とすること。親の転勤などの理由から、成長過程に転居が多い場合などは、一番長く住んでいた場所を指すことが多い。また、個人の人格形成の過程で、その土地の風土の影響を少なからず受けた場所(個人として思い入れのある場所)などを「出身地」とする人も多い。

なお、国土交通省が首都圏在住者の出身地を調査する際に用いた‘15歳くらいまでで最も長く住んでいたところ’という文言もあるが、理由は明らかではなく曖昧なものである。

一方、「出生地」とは、生まれた場所の住所であり、出生届を役所に提出することにより、戸籍謄本に記載されることとなるため、法律的にも認められたものとなる。なお、生まれた場所が自宅や実家であれば、その住所に。産院などの病院であれば、病院の住所が出生地となる。