給与と賞与の違い・意味

給与と賞与の違いとは

給与と賞与の違い

- 概要 -

「給与」とは一般会社員の正規の勤務時間に対する1か月の基本的な報酬‘給料’に、残業代や諸手当、労働協定等で定めている現物支給、ボーナスなど会社から支給されるものすべての報酬を指しており、「賞与」もそのひとつである。「賞与」とはボーナスとも呼ばれ、金額や支払う期日、回数などは会社により違い、取り決めがない場合は支給されないこともある臨時報酬である。

- 詳しい解説 -

「賞与」とは、「給与」のひとつである。

「給与」は、一般的な会社員の正規の勤務時間に対する純粋な報酬で、1か月分として支給される基本的な報酬‘給料’に、残業代や諸手当、労働協定などで定められている現物支給分、ボーナスなど、会社から受け取るすべての報酬のことを指す。

一方「賞与」はボーナスとも呼ばれることもあり、夏季や年末などに臨時的に支給される金銭のことで、金額や支払う期日、回数などは企業もしくは所属団体により違う。また、企業により取り決めがない場合、全く支給されない場合もある。

大まかに2種類あり、「夏の賞与」とは公務員では6月(企業では6月から7月初旬頃)、「冬の賞与」とは公務員、企業ともに12月の支給とすることが多い。公務員の賞与は人事院規則で支給が定められており、定率で支給される期末手当と、勤務成績に対する評価で決められる勤勉手当から構成されており、国家公務員と地方公務員でも金額が違ってくる。なお、賞与においても、雇用保険、社会保険が引かれるので支給側は注意が必要である。