グローブとミットの違い・意味

グローブとミットの違いとは

グローブとミットの違い

- 概要 -

「グローブ」も「ミット」も、その用途は野球もしくはソフトボールにおいて捕球するために手にはめる革製の手袋状のもののことである。ポジションにより使用するグローブが決まっており、「グローブ」とは、手袋のように一本一本の指が離れた形をしたもので、ピッチャーやサード、ショート、セカンド、外野手が使用する形状である。一方、「ミット」とは、親指とその他4本指の2つに分かれた形で、冬場使用する手袋のミトンに語源は由来する。

- 詳しい解説 -

「グローブ」も「ミット」も、野球もしくはソフトボールにおいて、球を捕球するために手にはめる、革製の手袋状の物を指す。「グローブ」とは手袋のように一本一本の指が離れた形をしており、ピッチャーやサード、ショート、セカンド、外野手が使用するものである。一方、「ミット」とは、親指だけが離れて、他の四本はひとつにまとめられた形で、キャッチャーとファーストが使用するものである。

野球(ソフトボール)で使う「ミトン」とは英語で「mitt」と書き、一般的に冬場の寒さをしのぐために手に着用する、四本の指の分はひとつにまとめられて、親指だけ離れた形をした手袋‘ミトン(mitten)’とほとんど同じ意味である。

現在では、世界的にもポジションごとに違う形のグローブを使用しているが、1970年代以前は同じ物を使用しており、ポジション別にグローブを作る発想とそのはじまりは、日本の企業ではじめてプロ野球選手用にオーダーメイドグローブ作りを担ったミズノ社によるものであった。