ドキュメントとノンフィクションの違い・意味

ドキュメントとノンフィクションの違いとは

ドキュメントとノンフィクションの違い

- 概要 -

「ドキュメント」とは、一般的に資料的な要素をもつ、事実を文書化したもののことを指し、「ノンフィクション」とは、日本においては史実や記録、事実に基づいて忠実に再現するような文章もしくは映像といった狭義で使用し、本来の用途でこの語を使用している英語圏においては、日誌や教科書、手紙、時刻表、マニュアルなど実用的に使用している文書まで広義に含まれる。つまり、「ドキュメント」は「ノンフィクション」のひとつである。

- 詳しい解説 -

「ドキュメント」とは情報という意味の英語‘Document’に由来し、一般的に資料的な要素をもつ、事実を文書化したもののことを指す。一方、「ノンフィクション」は、小説や物語以外の文学や映像等を意味する英語‘Non-fiction(Nonfiction)’に由来している。主に英語圏においては、「ノンフィクション」とは史実や記録、事実に基づき、また忠実に再現するような文章もしくは映像のほかにも、広い意味で使用され、随筆やドキュメンタリー、歴史、伝記、日誌や教科書、日記、手紙、時刻表、マニュアルなど実用的に使用している文書も含んだ意味で捉えられるため、「ドキュメント」も「ノンフィクション」のひとつと考えられる。

なお、日本でいう「ノンフィクション」は、史実や記録、事実に基づいた文書や映像といった狭義で用いられる。