- 概要 -
「価格」とは、商品の価値を貨幣で表したもののことをいい、一般的に物そのもののを評価し貨幣で表したものとされる。一方、「値段」とは、商品が売買されるときの実際の金額のことをいう。どちらも、商品が金銭でいくらにあたるかを表したもので、その点に違いはなく、「値段」の改まった語として「価格」を用いることもある。
- 詳しい解説 -
どちらも、商品が金銭でいくらに当たるかを表したもののことであり、その点に違いはない。「価格」とは、商品の価格を貨幣で表したもののことで、一般的に物の価値そのものを貨幣で表したものとされる。「値段」とは、商品が売買されるときの実際の金額のことである。
なお、「価格」の中でも良く使われる語に「希望小売価格」と「オープン価格」があり、「希望小売価格」は、製品を製造しているメーカーや輸入製品を扱う代理店などが設定する製品の設定価格のことで、独占禁止法によって価格の拘束が禁止されているため、あくまでも、メーカーや代理店などがこれくらいの値段で売りたいという参考価格のことである。「オープン価格」は、製造しているメーカーや輸入製品を扱う代理店などが「希望小売価格」を敢えて設定せずに、価格設定を小売店に任せることである。