天然水とミネラルウォーターの違い・意味

天然水とミネラルウォーターの違いとは

天然水とミネラルウォーターの違い

- 概要 -

「天然水」も「ミネラルウォーター」も飲料を目的とした水のことである。「天然水」とは特定の自然の原水を、安全性確保のために濾過と沈殿、加熱殺菌を行っただけのものをいう。一方、「ミネラルウィーター」とは、水にミネラル分が入っているものを指し、人工的に添加するほか、特に天然水にミネラル分が入っている場合は‘ナチュラルミネラルウォーター’と呼ぶ。

- 詳しい解説 -

「天然水」も「ミネラルウォーター」も飲料を目的とした水のことである。「天然水」とは特定の自然の原水を採水したもので、日本においては、安全のため濾過および沈殿、加熱殺菌のみを行ったもののことをいう。一方、「ミネラルウォーター」とは水に人工的であれ、自然のままであれミネラルが含まれた水のことをいう。

「天然水」はナチュラルウォーターとも呼ばれるが、EUの基準であると加熱殺菌等の処理は全くされていない、原水から採水したままの状態のものを指す。

「ミネラルウォーター」の中でも、自然のままで、ミネラル分が含まれている地下水を原水とした天然水のことを‘ナチュラルミネラルウォーター’という。また、ミネラル分を人工的に付加する場合には、ただミネラルを添加する場合のほかに、一度、自然のミネラル分を取り除いて味を調整し、再度ミネラルを添加する場合もある。