クライマックスシリーズと日本シリーズの違い・意味

クライマックスシリーズと日本シリーズの違いとは

クライマックスシリーズと日本シリーズの違い

- 概要 -

「クライマックスシリーズ」は「日本シリーズ」で日本一を決めるための、日本プロ野球におけるゲーム方式のことである。

日本のプロ野球はパ・リーグとセ・リーグの2リーグあり、まず各リーグ3位までの球団を絞り、「クライマックスシリーズ」に進む。「クライマックスシリーズ」は各リーグの優勝者を決める方式のことで、3位と2位の球団が戦い、その勝者が1位と戦ってリーグ優勝者となる。「日本シリーズ」は、各リーグの優勝者同士が戦い日本一の球団を決めることである。

- 詳しい解説 -

「クライマックスシリーズ」は略してCSと呼び、「日本シリーズ」は日本選手権シリーズの略である。日本プロ野球にはセントラル(セ・リーグ)とパシフィック(パ・リーグ)の2リーグがあり、それぞれ6球団ずつが所属し、1シーズン144試合を行い順位を決めている。

「クライマックスシリーズ」とは、各リーグで上位3位までを絞った後、3位と2位で戦い、その勝者が1位と戦って各リーグの優勝者を決める方式のことで、この優勝者は次の「日本シリーズ」への進出権をもつ。「日本シリーズ」とは各リーグの優勝者が日本一をかけて戦う方式のことである。以前は、「クライマックスシリーズ」はなく「日本シリーズ」のみだったため、早々に日本一が決まることもあったため、2007年に導入されたシステムである。つまり、「クライマックスシリーズ」では勝ち抜き方式でリーグ優勝者を決めること、「日本シリーズ」は日本一を決めることをいう。

なお、パ・リーグのチームは、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、オリックス・バファローズ、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、福岡ソフトバンクホークス。セ・リーグのチームは、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープである。