回数券と定期券の違い・意味

回数券と定期券の違いとは

回数券と定期券の違い

- 概要 -

「回数券」は、一般的に普通回数乗車券及び利用時間帯が指定された時差回数券、土休日のみの土休日回数券があり、通常10回分の乗車券の金額で11枚以上の乗車券を購入することができる。ただし、区間外の乗降車はできないのが特徴である。一方、「定期券」は、指定した区間内を期間内であれば、何度でも乗り降りできる乗車券で、1か月、3か月、6か月に区分されている。メリットは大きいが、一度に支払う金額は「回数券」より高いので専ら毎日利用する通勤や通学者が対象である。

- 詳しい解説 -

どちらも主に、電車やバスなど公共交通機関に導入されている乗車券のシステムで、通勤や通学など定期的に同じ区間を利用する者が対象である。「回数券」は「定期券」より安価ではあるが、区間外の利用はできなく、「定期券」は高額ではあるが区間内であれば何回でも乗降車できる。

「回数券」には、一般的に、普通回数乗車券と、利用時間帯を区切る代わりに割引率の良い時差回数券、土休日のみ使用できる土休日回数券がある。「回数券」としてまとめて購入することで、普通回数乗車券については、同じ区間の乗車券10枚分の金額で11回分の回数券を購入できるのがメリットで、時差回数券や土休日回数券はさらにお得な枚数である。ただし、有効期限が設定されていることや、区間外の乗降車には使えないので注意が必要である。

「定期券」とは指定した区間内を期間中であれば、何度でも乗り降りできる乗車券のことである。指定された学校へ通学している際には通学定期券と呼ばれる、通常より割引された定期券を購入できる。期間は1か月と3か月、6か月がある。何度でもいつでも区間内であれば乗り降りできるのがメリットであるが、「回数券」より高値である。