筋断裂と肉離れの違い・意味

筋断裂と肉離れの違いとは

筋断裂と肉離れの違い

- 概要 -

一般的に良く聞くのは「肉離れ」であるが、これは「筋断裂」の通称であり、同じことを意味している。「筋断裂(肉離れ)」とは、主に下半身の大腿部において起きる症状で、急な運動や、筋肉疲労、天候の変化、柔軟性がないなどの理由により、筋肉が急激に収縮して断裂してしまうものである。歩行困難や内出血等の重症になると治療が長期にわたる場合もある。

- 詳しい解説 -

「筋断裂」の通称が「肉離れ」であり、同じものを意味する。

「筋断裂(肉離れ)」とは、主に下半身、特に‘大腿部の筋’および大腿骨に付着してアキレス腱として踵に付着する非常に力の強い筋‘腓腹筋’に起きることが多い症状である。とはいえ、通常の生活を普通通り過ごしていれば起きることはない。ストレッチせずに普段はしない運動を急に行ったり、筋肉の疲労、筋力不足、筋肉の付き方がアンバランス、柔軟性がない、気候の変化等の理由により、筋肉が急激に収縮して断裂してしまうものである。

症状としては、痛みにより歩行が困難になったり、損傷した場所が凹んでいるとわかったり、内出血を伴ったり、損傷した際に断裂する音が聞こえたりし、損傷の度合いにより完治させるまで長期治療が必要な場合もある。