- 概要 -
「アルカリイオン水」とは水を電解することにより得られる、アルカリ性に生成された水のことを指し、胃腸症状の改善効果があるとされる。一方、「水素水」とは水に水素が溶け込んだものの総称として使用され、通常の気圧下で1.57ppmを取り込む（高圧をかければいくらでも含められるが、気圧を戻したときの限界）ことができ、疲労回復やアンチエイジング効果、血栓や脳卒中の防止、皮膚炎やリウマチなどの改善効果があるとされる。
- 詳しい解説 -
「アルカリイオン水」とは、水を直流電気にかけ、電気分解（電解）することにより得られる、アルカリ性に生成された水のことをいう。水を電解すると水素を生成しながらアルカリ性になる特性を活かしたものである。胃もたれや胃の不快感、慢性の下痢が良くなるといった胃腸症状の改善効果があるとされ、家庭用で用いられる生成器としては、使用目的は胃腸症状改善のための飲用アルカリ性電解水の生成として認められている。（厚生労働省告示第112号）
「水素水」とは、水に‘水素’が溶け込んだものすべてのことをいう。水素は高圧をかけるといくらでも含ませることができるが、飲む段階になると通常の気圧下であれば1.57ppmが限界である。その効果は体内の活性酸素を除去する働きがあるとされ、過剰に摂取してしまっても副作用がなく安全な添加物として厚生労働省に認められている。疲労回復、アンチエイジング効果や、糖尿病や血栓、動脈硬化、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞、高脂血症の防止、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、関節リウマチなどのアレルギー性疾患・免疫疾患等の改善などに効果があるとされる。