- 概要 -
「元日」はその年の最初の日、つまり1月1日のことをいう。一方、「元旦」もその年の最初の日を示す語であるが、「旦」という字が地平線から昇る朝日を表現した文字であり、そのことから1月1日の特に朝、または夜明けのことをいう。
- 詳しい解説 -
「元日」とは「がんじつ」と読み、その年の最初の日、つまり1月1日のことである。「元旦」とは「がんたん」と読み、その年の最初の日のことを示す点では「元日」と同じだが、特に、朝または夜明けを表しており、つまり1月1日の朝のことである。
「旦」という文字の成り立ちが関係しており、この文字は地平線から昇る朝日を表現して出来た漢字であることから、このような意味になっている。
また、同じ時期を表す言葉には「正月」もある。「正月」は旧暦の1月の別称であるが、現在では三が日までを示す言葉としても用いられている。