病院と診療所の違い・意味

病院と診療所の違いとは

病院と診療所の違い

- 概要 -

「病院」と「診療所」の主な違いは、病床数(ベッド数)や医師数である。「病院」は病床数が20床以上あり、医師が3名以上いる必要があり、外来機能と入院機能を持っていることから、外来患者数及び入院患者数に対しての最低医師数が定められている。一方、「診療所」は病床数が20床未満である施設となっている。

- 詳しい解説 -

「病院」とは、病床数(ベッド数)が20床以上あり、医師が3名以上いる必要がある。また、外来患者40名に対して医師が1名いなくてはならず、入院患者16名に対して医師が1名必要とされる。「診療所」とは、病床数(ベッド数)が20床未満である施設のことで、無床も可である。また、医師の数に制限はなく1名で運営している場合も多い。

主な違いは、病床数や医師数である。また、「病院」には、大学病院や総合病院、一般病院など規模や地域における医療環境により違いはあるものの、一般的には大きく外来患者受け入れる機能と、入院患者を受け入れる機能に分かれているのが特徴である。