エコーとリバーブの違い・意味

エコーとリバーブの違いとは

エコーとリバーブの違い

- 概要 -

「エコー」とは、音を残響させて聞こえるようにしたもののうち、その間隔が短いもののことをいい、「リバーブ」とは、音を指定した空間(例えば、狭いスタジオで演奏しているのに、大きなコンサートホールのような音響になる等)で残響するような感じに作り出すことである。どちらも、広がりのある空間にある音に機械を通して替える‘空間系エフェクター’のひとつである。

- 詳しい解説 -

「エコー」も「リバーブ」も、ギターや歌声などの音源を、空間的に広がりのある音を機械を通して作り出す‘空間系エフェクター’の種類のひとつである。

「エコー」とは、例えば山に登って「やっほー」と叫んでみると少し遅れて「やっほー」と聞こえてくるように残響させることで、この残響の間隔が短いもののことをいう。なお、残響とは、自然上ではお寺の堂内で手を打ったり、体育館で声を発したり、お風呂で歌を歌ったりするときに残る余韻のようなものである。一方、「リバーブ」とは、指定した空間で残響するような感じに音を作り出すことをいい、例えば、実際には小さな段上で演奏しているのに、あたかも大きなコンサートホールで演奏しているような音にすることをいう。