親戚と親類の違い・意味

親戚と親類の違いとは

親戚と親類の違い

- 概要 -

「親戚」と「親類」は同じように使用される語で、自身と血縁関係にある者や婚姻関係で結ばれた人々のうち、自身とその家族以外のことを指し、例えば、自身といとこの関係や、婚姻関係を結んだ相手の祖父母などは「親戚」であり、「親類」として間違いではない。また、動物で同類のライオンとネコなどの関係を表すときは、「親類」を用いるのが一般的である。

- 詳しい解説 -

「親戚(しんせき)」も「親類(しんるい)」も、同じように血縁関係や婚姻関係で結ばれた人々のうち、本人とその家族以外の人々のことを指す語で、明確に区分されているわけではない。本人といとこの関係や、婚姻関係を結んだ相手の祖父母などは「親戚」であり、「親類」として間違いではない。遠い親戚や、親類関係にある者などという使い方をされる。

上記のように、人間関係を表す語として「親戚」も「親類」も用いられるが、例えば、ライオンとネコなど動物の関係を表すときは、‘同じ種類’という意味から同類、「親類」を通常は用い、「親戚」は一般的には使用されない。