- 概要 -
「空手」とは、琉球王国時代の武術‘手(ティ)’と中国の‘拳法’が組み合わさりできた日本発祥の武術であり、前身のあらゆる場所を武器として用いる護身術のひとつである。一方、「ムエタイ」とは‘タイの格闘技’と名称にも国名が使われているほど親しまれている国技で、軍隊の実践格闘技にも用いられているほど激しい攻撃が行われる。両手、両肘、両脚、両膝を用いて戦う立ち技の世界最強格闘技である。
- 詳しい解説 -
「空手」とは、古く、琉球王国時代の沖縄の武術であった‘手(ティ)’と中国の‘拳法’が組み合わさって出来たものとされる。全身のあらゆる場所を武器として使用し、敵から身を守る護身術のひとつである。一方、「ムエタイ」とは、両手、両肘、両脚、両膝を用いて戦う、キックを重視した、タイ王国の国技もある格闘技のことである。
「空手」は競技として今日も普及しており、‘形’と、‘組手’に分けられる。‘形’は2人の競技者が試合を行い、より力が大きく、技は正確であり、形の意味の把握がなされているものを判断して判定される。また‘組手’とは、2人の選手が突きと蹴りの攻撃技術で試合を行うものであるが、直接当てたり下段への攻撃は禁止されている。
「ムエタイ」は、格闘技という意味のタイ語‘muay’とタイ国の‘thai’に由来する、名称にも国名が入っている国技である。軍隊の実践格闘技にも用いられているほど激しい攻撃が持ち味で、立ち技において、世界最強の格闘技ともいわている。