スタジアムとドームの違い・意味

スタジアムとドームの違いとは

スタジアムとドームの違い

- 概要 -

「スタジアム」も「ドーム」も、スポーツやコンサートなどの催し物を開催するために、野外に建てられた大規模な建築物のことを指す。競技やステージを行うフィールドと、それを観覧できるように取り囲んで設置された観客席で構成されているが、その中でも「ドーム」とは、特に、半球状の屋根がつけられている「スタジアム」のことをいう。

なお、コンサートで5大ドームツアーという時は、一般的に、東京ドーム、札幌ドーム、京セラドーム大阪、名古屋ドーム、ヤフオクドーム(福岡)を指す。

- 詳しい解説 -

「スタジアム」とは、スポーツやコンサートなどのイベントを行うために建てられた大規模な建築物のことをいい、英語の「Stadium」が語源である。競技やステージを実際に行うフィールドと、取り囲むように設置された観客席で構成されるのが一般的であり、数万人が収容可能な施設が多いが、「スタジアム」とする基準は特に定められていない。

一方、「ドーム」とは、半球状の屋根という意味の英語「Dome」が語源であり、専ら、野外に建てられた「スタジアム」などの大規模な建築物のうち、半球状の屋根が付けられた施設のことを指している。屋根が付けられたため、雨などの急な天候変化にも対応できる利点がある。

なお、日本で初めて建設された半球状の屋根がついたドーム施設は東京ドーム(1988年)であり、現在では、札幌ドーム、ヤフオクドーム(福岡)、京セラドーム大阪、名古屋ドーム、西武ドーム等、全国各地に建設されている。