トマトピューレとトマトペーストの違い・意味

トマトピューレとトマトペーストの違いとは

トマトピューレとトマトペーストの違い

- 概要 -

「トマトピューレ」と「トマトペースト」の違いは、トマトの煮詰め具合である。どちらも生のトマト、もしくは加熱後に裏ごししてペースト状にしたものであるが、日本農林規格(JAS)においては、「トマトピューレ」は無塩可溶性固形分が24%未満のもの、「トマトペースト」は無塩可溶性固形分が24%以上のものをいう。

- 詳しい解説 -

「トマトピューレ」も「トマトペースト」も、収穫したトマトを生の状態のまま、もしくは加熱後に裏ごしして煮詰めた加工品であることに違いはなく、一般的にパスタソースやスープ、煮込み料理等、広く用いられる。なお、日本において販売する際には日本農林規格(JAS)により、煮詰めた状態の固形分に一定の規格が定められている。

「トマトピューレ」とは、無塩可溶性固形分が24パーセント未満のものをいう。「トマトペースト」とは、無塩可溶性固形分が24パーセント以上のものをいう。

目安としては、「トマトピューレ」はトマト3個を1個分に煮詰めたもので水分が残っている状態で、「トマトペースト」はトマト6個分を1個に濃縮するよう煮詰めるため、ほとんど水分が残らないものになる。濃縮の塩梅のみの違いのため、互いに代用することができる。