賃借料とリース料の違い・意味

賃借料とリース料の違いとは

賃借料とリース料の違い

- 概要 -

土地や建物、部屋、OA機器など、購入資金不足や比較的短期間でモデルチェンジが行われたり、耐用年数が来たりするものに対して、採算的に借りた方が得である場合などに契約して当該商品を借りる方法を賃貸またはリースといい、そのうち、長期間高額のもの等を借りる場合にリースとされることが多い。

大きな違いは「リース料」には、借りる物の取得価格のほか、固定資産税や保険料等の付随する費用を含めて、料金が発生することである。そのため、「賃借料」より「リース料」の方が高額である場合が多い。

- 詳しい解説 -

まず、賃借とリースは、駐車場などの土地や建物、部屋、コピー機やパソコンなどのOA機器、自動車などについて、6か月や1年、それ以上の長期間を専門の会社と契約して借り置くことに違いはない。当該商品を購入するには資金不足であったり、比較的短期間に耐用年数やモデルチェンジが行われるなど、採算的に借りた方が得である場合などに用いられる方法である。また、その際に発生する料金が「賃借料」もしくは「リース料」である。

一般的に、リースの方が長期間借りる場合に用いられる契約方法である。リース期間は経済耐用年数により決められ、借りる者(または会社)は、購入価格に金利、税金、保険料、手数料を加えた金額を月割りにして支払うことになる。そのため、貸借よりリースの方が月額が高くなるのが特徴である。