高速道路と有料道路の違い・意味

高速道路と有料道路の違いとは

高速道路と有料道路の違い

- 概要 -

高速自動車国道と自動車専用道路から構成される「高速道路」とは、一般道路に比べて高速で走行可能な道路のことをいい、自動二輪車を含む自動車に通行が限定されるのが特徴である。一方、「有料道路」とは、全国をネットワークする「高速道路」を補完するために、より地域に密着した場所や観光要素を持つ場所に設置された、通行に料金が必要な道路のことである。場所により歩行者も通行可能な場合もあるのが特徴である。

- 詳しい解説 -

「高速道路」とは、一般道路に比べて高速で走行可能であり、全国をつないでいる自動車(自動二輪車を含む)に限定した道路のことをいう。一方、「有料道路」とは、自動車等の利用者が通行するために、料金の支払いが必要な道路のことをいう。主に「高速道路」のネットワークを補完するために設置されており、伊豆スカイラインや箱根スカイライン、白馬長野有料道路、関門トンネル、羽黒山有料道路など、各地域に密着した場所や観光向きの道路などがこれにあたる場合が多い。なお、「高速道路」と異なり、歩行者も通行可能な道路もあるのが特徴である。

また、「高速道路」は、‘高速自動車国道’と‘自動車専用道路’に区分される。そのうち、‘高速自動車国道’とは、日本全国を太いパイプでつなぐ、骨格を形成することを目的とした路線(東北自動車道、中国自動車道、東名高速、中央自動車道、常磐自動車道など)であり、‘自動車専用道路’とは、一般道路のうち交通渋滞などで流れの悪い場所を良くすることを目的として展開した路線(首都高速、阪神高速など)である。