キャッシュとメモリの違い・意味

キャッシュとメモリの違いとは

キャッシュとメモリの違い

- 概要 -

専ら、パソコンをスムーズに起動すること、または高速に作業を進めるために、使用していたデータを一時的に記憶し、保管しておく場所のことをいう。「キャッシュ」とは、使用頻度の高いデータに高速にアクセスするために保管する記憶装置、もしくは複製データ自身のことをいう。一方、「メモリ」とは、物理的に磁気に記録するよりも素早く処理できる、一時的に保存しておく電気的な装置のことをいう。

- 詳しい解説 -

「キャッシュ」も「メモリ」も情報技術(IT用語)のひとつである。専ら、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)を起動するためや、スムーズに、特に高速に作業を進めることを目的として、データを一時的に記憶・保管しておく場所のことを指す。

「キャッシュ」とは、何度も繰り返して使用する使用頻度の高いデータを高速にアクセスするために保管しておく記憶装置、もしくは高速化された複製データ自身のことをいう。例えば、高速にデータの読み書きを行える「メモリ」に複製したデータのことを「キャッシュ」と呼ぶ。

一方、「メモリ」とはデータを記憶する部分のことをいい、物理的に磁気に記録するため処理に時間を要するハードディスクではなく、電気的に一時的に保存しておく装置のことを指している。