ウィッグとかつらの違い・意味

ウィッグとかつらの違いとは

ウィッグとかつらの違い

- 概要 -

「ウィッグ」とは英語の「Wig」に由来する語で、日本語に訳すと「かつら」である。つまり、どちらも頭部にかぶせて頭髪を補ったり、全く別の髪型に見せるために使用する、人工的な髪の毛のことを指す。特に「ウィッグ」は、外来語であることや、ファッション性を感じる語であることから、女性が使用する物に名付けられている場合が多い。

- 詳しい解説 -

「ウィッグ」とは、英語で「Wig」と書き、日本語に訳すと「かつら(またはかつらをかぶる人)」という意味である。つまり、「ウィッグ」と「かつら」は同じように、頭部にかぶせて頭髪を補ったり、全く別の髪型に見せるように用いられる人工的な髪の毛のことを指している。

しかしながら、日本において「ウィッグ」とするときは、特に、女性が使用するファッションアイテムとして、または医療用の「かつら」である場合が多いが、これについては法律等で詳細に定められているわけではなく、ファッション的な要素を強く打ち出すことで、誰もがなるべく手軽に用いられるようにしたものである。

なお、日本で古くより用いられている「かつら」は「鬘」という漢字を書く。その語源は、元々、素材に花や羽、蔓草を用いて作られたことから‘髪蔓’とした説、もしくは髪を‘連なる’や‘連ねる’ことから名付けられたという説もあり、はっきりとはわかっていない。