アクセントとイントネーションの違い・意味

アクセントとイントネーションの違いとは

アクセントとイントネーションの違い

- 概要 -

「アクセント」とは、単語の強弱や高低のことを指し、古くより用いられて社会的慣習となって一般的とされているものと、地域による方言により決まっている。一方、「イントネーション」とは、会話上や単語の組み合わせにより作られた文章上で発生するもので、息の切れ目ごとに現れる上がり下がりの調子など、語調のことである。それにより疑問や断言、感情の起伏などが表現される。

- 詳しい解説 -

「アクセント」とは、ひとつの単語を読むときの強弱や高低のことである。一般的に社会的慣習として決まっているものや、地域による方言等により決まっている。日本語においては、例えば、「あめ」は、アクセントの違いにより、「雨」と「飴」を指し分けることができるのが特徴である。

一方、「イントネーション」とは、言葉を話すときの語調のことである。息の切れ目ごとに現れる上がり下がりの調子や、息の切れ目の長短により、言葉が疑問を表していたり、断言されていたり、また、発言している者の感情の起伏などが露わになる等、それぞれにより変化するのが特徴である。例えば、「昨日、来客があった?」と「昨日、来客があった。」がこれにあたる。