すし酢とらっきょう酢の違い・意味

すし酢とらっきょう酢の違いとは

すし酢とらっきょう酢の違い

- 概要 -

「すし酢」の材料はお酢と砂糖、塩(好みでだし汁や昆布茶等)であり、炊き立てのご飯に混ぜることで専ら、ちらし寿司や握り寿司の酢飯を作るための合わせ酢のことである。一方、「らっきょう酢」の材料もお酢と砂糖(好みで塩や醤油等)で、専ららっきょうを漬けるために作った甘酢のことである。使用用途が限定されているわけではないので、好みに応じ、それぞれ使用可能だが、「らっきょう酢」は甘みが強いのが特徴である。

- 詳しい解説 -

「すし酢」とは、炊き立てのお米にほどよい酸味と甘み、すし飯がかたくなるのを防ぐ効果ももった合わせ酢で、一般的にはちらし寿司や握り寿司の酢飯を作る際に用いられる。必ず炊き立てのご飯に混ぜるのが美味しい酢飯を作るためのポイントとなる。「らっきょう酢」とは、らっきょうを程よい甘さに漬けるために作られた甘酢のことをいう。

どちらも、材料はお酢と砂糖、塩が主な原料であり、使用用途が限られているわけではないので、市販のものであれば好みに応じて、例えば、「らっきょう酢」を「すし酢」として用いても問題はない。ただし、「らっきょう酢」の方が一般的に甘みが強く作られているのが特徴であるので、他の使用方法としては千枚漬けやマリネ等が適している。また、「すし酢」にはだし汁や昆布茶などを用いるとコクと深みが増すとされる。