拳銃とライフルの違い・意味

拳銃とライフルの違いとは

拳銃とライフルの違い

- 概要 -

「拳銃」とは片手で射撃可能な小型の短銃のことを指し、弾の充填方法等の違いにより、一般的には、回転式と自動式に分類することができる銃器のことをいう。一方、「ライフル」とは内側に螺旋状の溝が入った銃身の長い銃であり、一般的に遠距離の標的を狙うため、スコープを用いて使用する銃器のことをいう。

- 詳しい解説 -

「拳銃(けんじゅう)」とは、英語でピストルやハンドガンと呼ばれる銃器のひとつで、片手で射撃可能な小型の短銃のことを指す。軍や警察で使用される他、諸外国では民間用として、世界的には射撃競技用としても用いられる。一般的に、弾の充填・発射の違いにより、回転式(リボルバー)のものと自動式(オート)に分類される。

「ライフル」も銃器の一種であり、螺旋状の溝が銃身内に刻まれているのが特徴の小銃の総称である。なお、「ライフル」とは、‘螺旋状の溝’という意味の語「rifle」に由来し、この構造があることにより標的に対する命中精度が上がるとされる。銃身は長めであり、一般的に、遠くの標的に弾を当てる為、スコープと呼ばれる光学を利用した照準を合わせるための器機を付けて使用する。

つまり、「拳銃」も「ライフル」も銃器のことであるが、銃身の長短が大きく異なっており、そのため標的とする対象物が異なっている。