パートとフルタイムの違い・意味

パートとフルタイムの違いとは

パートとフルタイムの違い

- 概要 -

「パート」と「フルタイム」の違いは、当該事業所における一週間の労働時間である。「パート」とは、いわゆる正社員に比べて短く、部分的な時間で就労する者のことをいい、アルバイトや嘱託とも呼ばれることがある。一方、「フルタイム」とは、いわゆる正社員と同じ一週間の所定労働時間を就労する者のことをいう。

- 詳しい解説 -

「パート」と「フルタイム」の専らの違いは、一週間の労働時間である。

「パート」とは、当該事業所での一週間の所定労働時間が通常の労働者(いわゆる正社員)に比べ短く、部分的に就労する者のことをいう。名称は、企業により、アルバイト、嘱託などとも呼ばれることもある。例えば、法定労働時間は1日8時間、週40時間(業種によって44時間)と定められているが、これより少なく就労する者のことである。

一方、「フルタイム」とは、当該事業所での一週間の所定労働時間が通常の労働者(いわゆる正社員)と同一に就労する者のことをいう。正社員と同じように勤務しながらも「パート」と同じ扱いとされ、有期雇用契約であったり、賃金が時間給であったり、退職金や賞与がないなど処遇に多く問題がある場合もあるが、「パート」の権利を守るパートタイム労働法の指針においては、「フルタイム」の「パート」については法律に留意するように求める程度に留められている。